データモデル
CData Tableau Connector for Google BigQuery は、ProjectId とDatasetId が設定されているGoogle BigQuery 内で定義されたデータをモデル化します。
ビュー
ビュー は変更ができないクライアントサイドのテーブルです。connector はこれらを使って、接続しているGoogle BigQuery のプロジェクトやデータセットに関するメタデータをレポートします。
さらに、connector はGoogle BigQuery 内で定義されたサーバーサイドのビューもサポートしています。 これらのビューは、テーブルと同じ方法でSELECT ステートメントで使用できます。 しかしながら、ビュースキーマは容易に古くなってしまうためconnector でリフレッシュが必要です。 詳しくは、RefreshViewSchemas を参照してください。
外部データソース
Google BigQuery はAmazon S3リージョン(aws-us-east-1など)やAzure Storage リージョン(azure-useast2など)にデータを保存する外部データセットを作成できます。 connector はこれらのデータセットをサポートしますが、2つの大きな制約があります。
- Google BigQuery は外部テーブルを読み取り専用として扱います。 それらに対してINSERT、UPDATE、DELETE クエリを実行することはできません。 また、Google BigQuery は外部データセットに同期先テーブルを作成できないため、DestinationTable とは互換性がありません。
- Google BigQuery は外部データセット用のStorage API をサポートしていません。 それらをクエリするには、UseStorageApi オプションを無効にする必要があります。 この場合connector の読み込みスループットが制限されるため、大きなクエリを実行する場合は、最高のパフォーマンスを得るためにGoogle BigQuery にデータをコピーすることが推奨されます。
ストアドプロシージャ
ストアドプロシージャ は、データソースのファンクションライクなインターフェースです。connector はこれらを使用してGoogle BigQuery のテーブルやジョブを管理し、OAuth の操作を行います。
connector が提供するクライアント側のストアドプロシージャに加え、Google BigQuery で定義されたサーバー側のストアドプロシージャもサポートされます。
connector はプロシージャのパラメータ名を使用したCALL およびEXEC の両方をサポートしています。
connector はIN パラメータおよび結果セットの戻り値のみをサポートすることに注意してください。
CALL `psychic-valve-137816`.Northwind.MostPopularProduct() CALL `psychic-valve-137816`.Northwind.GetStockedValue(24, 0.75) EXEC `psychic-valve-137816`.Northwind.MostPopularProduct EXEC `psychic-valve-137816`.Northwind.GetSockedValue productId = 24, discountRate = 0.75
追加のメタデータ
テーブルの説明
Google BigQuery はテーブルの設定記述をサポートしますが、connector はデフォルトではこれらをレポートしません。 ShowTableDescriptions は、テーブルの説明をレポートするために使用できます。
主キー
Google BigQuery は主キーを元々サポートしていませんが、connector は主キーを定義できるため、データを修正するために主キーを必要とする環境でも使用できます。 主キーは、PrimaryKeyIdentifiers オプションで定義できます。
ポリシータグ
データカタログサービスのポリシータグがテーブルで定義されている場合、PolicyTags カラムを使用してシステムテーブルから取得できます。
SELECT ColumnName, PolicyTags FROM sys_tablecolumns WHERE CatalogName = 'psychic-valve-137816' AND SchemaName = 'Northwind' AND TableName = 'Customers