CData Python Connector for Google Analytics

Build 24.0.9062

GoogleAnalytics4 データモデル

CData Python Connector for Google Analytics は、Google Analytics 4 API をリレーショナルテーブル、ビュー、およびストアドプロシージャとしてモデル化します。 提供されるテーブルには、ユーザーのアカウント情報およびGoogle アナリティクスクエリで使用できるプロファイルの概要が示されます。Google アナリティクスは、ディメンションおよび指標のクエリをさまざまな組み合わせでサポートしています。一般的なGoogle アナリティクスレポートに基づいて、いくつかのサンプルビューが用意されています。

また、必要に応じてディメンションおよび指標を任意に組み合わせて、独自のカスタムビューを作成することもできます。 このセクションでは、API の制限および要件について説明します。既定のSupportEnhancedSQL 機能を使って、これらの制限の大半を回避できます。ただし、特定のテーブルやビューのページで別途明記されていない限り、クエリごとに9ディメンションと10指標の厳格な制限が設けられています。

Google Analytics 4 データモデルを使用するにはSchema をGoogleAnalytics4 に設定します。

ビュー

ビュー は、Accounts、Properties、Events、Acquisitions、Engagement などの変更ができないテーブルです。一般的には、Read-only で更新が不可能なデータはビューとして表されます。 次の2種類のビューが用意されています。

  • Base Views は、Engagements、Acquisitions、Active Users などを静的にモデル化するように定義されています。ベースビューを使用してカスタムレポートを作成できます。デフォルトでは、これらのビューはすべての時間のデータを1つの行に集計して返します。すべてのベースビューはGlobalAccessObject のサブセットであり、利用可能なすべてのディメンションと指標のすべてのデータを含むビューです。
  • Predefined Report Views は、Google Analytics のUI で表示される内容を正確に模倣した標準レポートのセットです。すべてのPredefined Report Views の名前には"report" が付加されています。デフォルトでは、これらのビューは、日ごとの内訳を持つすべての時間のデータ返します。

日付範囲と集計

日付範囲 WHERE 句では、"Date" フィールドで演算子(=、<、>)を使用して日付範囲を指定できます。

その他の定義済み日付フィールドも利用可能です:

  • week
  • month
  • quarter
これらの時間間隔でフィルタリングを行う場合、= 演算子を使用して、期間の最初の日の日付を指定できます。異なる日付を指定するとエラーが返されます。例えば、2022年の5月を指定するには、その月の初日を指定して、次のように使用します。
month = '2022-05-01' 
NOTE: ビューのデフォルトの時間間隔は30日です。

集計

集計は、データを縮小してまとめる作業です。集計は複数のレベルで適用できます。

次の例では、集計クエリの構文を示しています。


SELECT Date,NewUsers, TotalUsers From Tech where StartDate = '2022-01-01' and EndDate = '2023-05-18'

SELECT Hour,NewUsers, TotalUsers From Tech where StartDate = '2022-01-01' and EndDate = '2023-05-18'

SELECT Day,NewUsers, TotalUsers From Tech where StartDate = '2022-01-01' and EndDate = '2023-05-18'

SELECT Week,NewUsers, TotalUsers From Tech where StartDate = '2022-01-01' and EndDate = '2023-05-18'

SELECT Month,NewUsers, TotalUsers From Tech where StartDate = '2022-01-01' and EndDate = '2023-05-18'

SELECT Year,NewUsers, TotalUsers From Tech where StartDate = '2022-01-01' and EndDate = '2023-05-18' 
集計コードの例についての補足:

  • Date:クエリ結果に日次データを返します。
  • Hour:指定した日付範囲で時間ごとに集計されたデータを返します。例えば、2年分のデータをクエリして"Hour" を選択すると、2年分のデータが時間ごとに集計された24行のデータ(1時間ごとに1行)が返されます。
  • Day:指定した日付範囲で日付ごとに集計されたデータを返します。例えば、2年分のデータをクエリして"Day" を選択すると、2年分のデータが曜日ごとに集計された7行のデータ(1曜日ごとに1行)が返されます。
  • Week:指定した日付範囲で週ごとに集計されたデータを返します。例えば、2年分のデータをクエリして"Week" を選択すると、2年分のデータが週ごとに集計された104行のデータ(1週ごとに1行)が返されます。
  • Month:指定した日付範囲で月ごとに集計されたデータを返します。例えば、2年分のデータをクエリして"Month" を選択すると、2年分のデータが月ごとに集計された24行のデータ(1月ごとに1行)が返されます。
  • Year:指定した日付範囲で年ごとに集計されたデータを返します。例えば、2年分のデータをクエリして"Year" を選択すると、2年分のデータが年ごとに集計された2行のデータ(1年ごとに1行)が返されます。

NOTE: 指標として"Date" を選択すると、選択した他の日付指標がオーバーライドされます。日次データのみが返されます。

ストアドプロシージャ

ストアドプロシージャ は、データソースのファンクションライクなインターフェースです。これらを使用して、データソース内の情報を検索、更新、および変更できます。

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