ODBC Driver for Sage Intacct

Build 24.0.9032

Linux DSN の構成

このセクションでは、以下のいくつかのLinux ディストリビューションでODBC 接続をセットアップしDSN を設定する方法を説明します:Ubuntu のようなDebian ベースのシステム、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)、およびFedora のようなRed Hat Linux プラットフォーム。

Linux の最小バージョン

Red Hat ベースおよびDebian ベースシステムでサポートされる最小バージョンは以下のとおりです。

OSMin. Version
Ubuntu18.04
Debian10
RHEL8
Fedora28
SUSE15

ドライバー依存関係のインストール

必要な依存関係をインストールするには、次のコマンドをルートとしてまたはsudo で実行します。

  • Debian/Ubuntu:
    apt-get install libc6 libstdc++6 zlib1g libgcc1
  • RHEL/Fedora:
    yum install glibc libstdc++ zlib libgcc

ドライバーのインストール

標準のパッケージ管理システムを使用してドライバーをインストールできます。

Ubuntu のようなDebian ベースのシステムでは、次のコマンドをroot またはsudo で実行します。

dpkg -i /path/to/driver/setup/SageIntacctODBCDriverforUnix.deb 

RPM パッケージ形式をサポートするシステムでは、次のコマンドをroot またはsudo で実行します。

rpm -ivh /path/to/driver/SageIntacctODBCDriverforUnix.rpm 

ドライバーのライセンス

次のコマンドを実行して本製品 のライセンスを取得します。評価版をアクティベートするには、<key> の入力を省略してください。

cd /opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-sageintacct/bin/
sudo ./install-license.sh <key>

ドライバーマネージャー経由の接続

ドライバーマネージャーはドライバーをロードし、アプリケーションからドライバーに関数呼び出しを渡します。本製品 をドライバーマネージャーに登録して、ドライバーマネージャーのコンフィギュレーションファイルにDSN を定義する必要があります。

本製品 のインストールでは、本製品 をunixODBC ドライバーマネージャーに登録し、システムDSN を作成します。UnixODBC ドライバーマネージャーは、Python やその他多くのアプリケーションから使用できます。アプリケーションに別のドライバーマネージャーが組み込まれている可能性があります。

DSN の作成

unixODBC をインストールしてDSN を設定するには、unixODBC の使用 を参照してください。OBIEE、Informatica、およびSAS に接続するDSN を作成するには、DataDirect ドライバーマネージャーの使用 を参照してください。

Sage Intacct への接続

埋め込みクレデンシャル(BasicReadOnly 認証)、 独自のクレデンシャル(Basic 認証)、またはOkta クレデンシャルのいずれかを使用して、Sage Intacct への接続を確立できます。

Sage Intacct への認証

Sage Intacct は3種類の認証をサポートします。BasicReadOnly、Basic、およびOkta です。

次のパラメータを設定したら、認証の準備は完了です。

  • CompanyID:Sage Intacct にログインする際に会社を識別するために使用するID。
  • User:Sage Intacct へのログインに使用するログイン名。
  • Password:ログインクレデンシャル用のパスワード。
  • Basic 認証のみ:
    • SenderID:使用するSenderID。
    • SenderPassword:使用するSenderID のパスワード。

BasicReadOnly

本製品 には、Sage Intacct からデータを読み出すときに使用されるWeb サービスクレデンシャルが埋め込まれています。これらのクレデンシャルは読み取り専用です。

認証するには以下の手順に従います。

  1. AuthSchemeBasicReadOnly に設定します。
  2. SenderID またはSenderPassword を指定していないことを確認してください。
  3. Web サービスダッシュボードで、会社 -> 会社情報 -> セキュリティタブに移動します。
  4. 設定 -> 会社 -> セキュリティ -> Web サービス認証 / 編集に移動します。
  5. Web サービス認証に"CData" を追加します。(Note:大文字と小文字は区別されます。)

Basic

独自のWeb サービスクレデンシャルを使用して、Intacct にデータを書き込むことができます。

認証するには、次を設定します。

  • AuthSchemeBasic
  • SenderID:Sage Intacct によって割り当てられたWeb サービスのSender ID。
  • SenderPassword:登録されたWeb サービスのパスワード。

Okta

To authenticate to Okta, set these properties:

  • AuthScheme: Okta.
  • User: The Okta user.
  • Password: The Okta user's password.
  • SSOLoginURL: The SSO provider's login URL.

Also set these SSOProperties:

  • IntacctUserID: The Sage Intacct user ID that is mapped to the Okta user you set in the User connection property.
  • APIToken (optional): If users are authenticated via a trusted application or proxy that overrides Okta client request context, specify the API Token that the customer created from the Okta organization.

Example connection string:

AuthScheme=Okta; SSOLoginURL='https://example.okta.com/home/appType/0bg4ivz6cJRZgCz5d6/46'; User=oktaUserName; Password=oktaPassword; SSOProperties='IntacctUserID=intacct_user';

ドライバーエンコーディングの設定

ODBC ドライバーは、ODBC ドライバーマネージャーで使用するエンコーディングを指定する必要があります。デフォルトでは、Unix 用のCData ODBC ドライバーはunixODBC と互換性のあるUTF-16 を使用するように設定されていますが、他のドライバーマネージャーでは代替エンコーディングが必要な場合があります。

また、ANSI ODBC API を使用するアプリケーションからODBC ドライバーを使用している場合は、ANSI コードページを設定する必要があります。例えば、ANSI アプリケーションに日本語の文字をインポートするには、設定ファイル'/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-sageintacct/lib/cdata.odbc.sageintacct.ini' でコードページを指定できます。

[Driver]
AnsiCodePage = 932

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