接続の確立
JDBC データソースの作成
Java アプリケーションから接続するJDBC データソースを作成できます。CData JDBC Driver for Sage Intacct に基づくJDBC データソースの作成は、3つの基本ステップで構成されます。
- ドライバーのJAR ファイルをクラスパスに追加します。JAR ファイルはインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。.lic ファイルはJAR ファイルと同じフォルダ内に配置される必要があることに注意してください。
- ドライバークラスを入力します。次に例を示します。
cdata.jdbc.sageintacct.SageIntacctDriver
- JDBC URL を入力します。次に例を示します。
jdbc:sageintacct:User='myusername';CompanyID='TestCompany';Password='mypassword';SenderID='Test';SenderPassword='abcde123'; or jdbc:cdata:sageintacct:User='myusername';CompanyID='TestCompany';Password='mypassword';SenderID='Test';SenderPassword='abcde123';
上記の2つ目の形式は、同じURL 形式を使用しているドライバー間でアプリケーションに競合がある場合は、CData ドライバーを使用していることを確認するために常に使用できます。URL は "jdbc:sageintacct:" または"jdbc:cdata:sageintacct:" のいずれかから始まり、任意の接続プロパティの名前と値のペアをセミコロン区切りで入力します。
Sage Intacct への接続
独自のWeb サービスクレデンシャル、埋め込みクレデンシャル(Basic 認証)、またはOkta クレデンシャルのいずれかを使用して、Sage Intacct への接続を確立できます。
Sage Intacct への認証
Sage Intacct は2種類の認証をサポートします。Basic およびOkta です。選択した認証方法に関連するプロパティを設定して、接続を構成します。Basic 認証
Basic 認証スキームでは、埋め込みクレデンシャルを使用してデータの読み書きが可能です。オプションとして、独自のWeb サービスクレデンシャルを指定することもできます。
Basic 認証を使用して認証を行うには、以下のプロパティを設定します。
- AuthScheme:Basic。
- CompanyID:Sage Intacct にログインする際に会社を識別するために使用するID。
- User:Sage Intacct へのログインに使用するログイン名。
- Password:ログインクレデンシャル用のパスワード。
- (オプション)SenderID およびSenderPassword:Web サービスのSender ID およびパスワード。
Okta
Okta への認証には、以下のプロパティを設定します。
- AuthScheme:Okta。
- CompanyID:Sage Intacct にログインする際に会社を識別するために使用するID。
- User:Okta ユーザー。
- Password:Okta ユーザーのパスワード。
- SSOLoginURL:SSO プロバイダーのログインURL。
また、以下のSSOProperties を設定します。
- IntacctUserID:User 接続プロパティで設定したOkta ユーザーにマッピングされたSage Intacct ユーザーID。
- APIToken(オプション):Okta クライアントのリクエストコンテキストをオーバーライドする、信頼されたアプリケーションまたはプロキシ経由でユーザーを認証する場合、顧客がOkta 組織から作成したAPI トークンを指定します。
接続文字列の例:
AuthScheme=Okta; CompanyID=myCompanyID; SSOLoginURL='https://example.okta.com/home/appType/0bg4ivz6cJRZgCz5d6/46'; User=oktaUserName; Password=oktaPassword; SSOProperties='IntacctUserID=intacct_user';