Cmdlets for Microsoft Project

Build 24.0.9062

CacheConnection Parameter (Connect-MicrosoftProject Cmdlet)

キャッシュデータベースの接続文字列。このプロパティは、常に CacheProvider と一緒に使用します。両プロパティを設定すると、データをキャッシュするための CacheLocation のバリューセットがオーバーライドされます。

Syntax

Connect-MicrosoftProject -CacheConnection string

Data Type

cstr

Default Value

""

Remarks

キャッシュデータベースは、CacheProvider およびCacheConnection プロパティに基づいて決定されます。キャッシュデータベースを使用するには、両方のプロパティが必須です。以下に、一般的なキャッシュデータベースの設定例を示します。キャッシュデータベースのドライバーの設定方法についての詳細は、CacheProvider を参照してください。

CacheConnection プロパティで指定された接続文字列は、基底のCacheProvider に直接渡されます。使用可能なプロパティについての詳細は、ADO.NET provider 固有のドキュメントを参照してください。

SQLite

Microsoft ADO.NET Provider for SQLite を使用して、SQLite データベースにキャッシュすることができます。以下を指定します。

  • Data Source: SQLite データベースファイルへのパス。または、:memory の値を使ってインメモリにキャッシュします。

MySQL

インストールには、CData ADO.NET Provider for MySQL が含まれています。 次は一般的な接続プロパティです。

  • Server:接続しようとするサーバーのIP アドレス、もしくはドメイン名。
  • Port:サーバーが起動しているポート名。
  • User:データベースへの認証のためのユーザー名。
  • Password:データベースへの認証のためのパスワード。
  • Database:データベース名。

SQL Server

SQL Server にキャッシュするには、.NET Framework に含まれる.NET Framework Provider for SQL Server を使用できます。 次は一般的なSQL Server 接続プロパティです。

  • Server:SQL Server を起動しているコンピューターの名前またはネットワークアドレス名。デフォルトインスタンスの代わりに名前付きインスタンスに接続する場合は、このプロパティを使ってホスト名およびインスタンスをバックスラッシュで区切って指定できます。
  • Port:SQL Server が起動しているポート。
  • Database:SQL Server データベース名。
  • Integrated Security:現在のWindows アカウントを認証に使用する場合は、このオプションをtrue に設定します。接続でUser とPassword を設定する場合は、このオプションをfalse に設定します。
  • User Id:SQL Server との認証に使われるユーザー名。このプロパティは、統合セキュリティを使用していない場合にのみ必要です。
  • Password:SQL Server との認証に使われるパスワード。このプロパティは、統合セキュリティを使用していない場合にのみ必要です。

Oracle

Oracle にキャッシュする場合は、Oracle Data Provider for .NET を使用できます。 次は一般的な接続プロパティです。

  • Data Source:Oracle データベースを識別する接続記述子。これは、TSN 接続記述子、接続記述子を決定するOracle Net Services 名、またはバージョン11g以降ではEasy Connect ネーミング(任意のポート名およびサービス名を持つOracle サーバーのホスト名)になります。

  • Password:Oracle データベースへの認証のためのパスワード。
  • User Id:Oracle データベースへの認証のためのユーザーId。

PostgreSQL

PostgreSQL にキャッシュする場合は、 Npgsql ADO.NET provider を使用できます。 一般的な接続プロパティは次のとおりです:

  • Host:PostgreSQL データベースをホストしているサーバーのアドレス。
  • Port:PostgreSQL データベースをホスティングしているサーバーに接続する際のポート。
  • Database:データベース名。
  • User name:PostgreSQL データベースの認証用に提供されたユーザーId。
  • Password:PostgreSQL データベースへの認証のためのパスワード。

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