接続の設定
コネクタのインストール 後、LinkedIn 内のデータのデータソースに接続して作成できます。
データソースの設定
データに接続するには、次の手順を実行してください:
- 接続 | To a Server で詳細をクリックします。
- LinkedIn by CData というデータソースを選択します。
- 接続に必要な情報を入力します。
- サインインをクリックします。
- 必要に応じて、データベースおよびスキーマを選択して利用可能なテーブルとビューを確認できます。
Connection Builder の使用
connector は、代表的な接続プロパティをTableau 内で直接利用できるようにします。 しかし、より高度な設定が必要な場合や接続に関するトラブルシューティングが必要な場合には、使いにくいことがあります。 connector には、Tableau の外で接続を作成してテストできる、独立したConnection Builder が付属しています。
Connection Builder にアクセスする方法は2つあります。
- Windows では、スタートメニューのCData Tableau Connector for LinkedIn フォルダの下にあるConnection Builder というショートカットを使用します。
- また、ドライバーのインストールディレクトリに移動し、lib ディレクトリで.jar ファイルを実行することによってもConnection Builder を開始できます。
Connection Builder では、接続プロパティに値を設定し、接続テストをクリックしてその動作を確認できます。 また、クリップボードにコピーボタンを使用して、接続文字列をコピーすることもできます。 この接続文字列は、Tableau 内のconnector 接続ウィンドウにあるConnection String オプションに指定できます。
LinkedIn への接続
LinkedIn CompanyId は各会社固有の一連の数字で、通常6から9桁です。 CompanyId の公開を必要とするLinkedIn エンティティでの作業には、会社ページの管理者権限が必要です。自社のサイトのLinkedIn Company ID を見つけるには2つの方法があります。
- 自身のLinkedIn ページのCompany ドロップダウンで会社名を検索し、検索結果ページのURL を確認します。 ID は、URL の/search/?f_C=[numeric value]& の後の値です。
- LinkedIn ページ管理者として、All Pages またはHome タブを使用して、ページの管理者ビューに移動します。 ID は、URL のhttps://www.linkedin.com/company/ の後に来る数字です。
CompanyId は、LinkedIn データモデルエンティティのほとんどで要求されます。クエリの一部として直接指定することもできますが、使用しているクエリが簡単に変更できない場合は、グローバルに設定することもできます。
これが実行するクエリに必要かわからない場合は、テーブルやビューの説明を確認するか、カラムまたは擬似カラムとして指定されているかどうかを確認してください。
LinkedIn への認証
LinkedIn は埋め込みOAuth クレデンシャルを提供しており、デスクトップアプリケーション からの接続を簡単にします。Web アプリケーションから接続するには、カスタムOAuth アプリケーションの作成 で説明するようにカスタムOAuth アプリケーションを作成する必要があります。すべての認証フローで、OAuth 経由で接続するにはAuthScheme をOAuth に設定する必要があります。
以下のサブセクションでは、利用可能なOAuth フローでのLinkedIn への認証について詳しく説明します。 カスタムOAuth アプリケーションの作成についての情報と、すでに埋め込みOAuth 認証情報を持つ認証フローでもカスタムOAuth アプリケーションを作成したほうがよい場合の説明については、カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。
LinkedIn で利用可能な接続文字列プロパティの全リストは、Connection を参照してください。
デスクトップアプリケーション
CData は、デスクトップでの認証を簡単にする埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。例えば、ユーザーがインターネットに接続されていないローカルサーバーを使用しているような場合に利用できます。また、LinkedIn コンソールで設定および登録するカスタムOAuth アプリケーションを介してデスクトップから認証することもできます。詳しくは、カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。
接続する前に、次のプロパティを設定します。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH。OAuthAccessToken を自動的に取得およびリフレッシュするために使用します。
- カスタムOAuth アプリケーションのみ:
- OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
- OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
- CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義されたリダイレクトURI。
接続すると、connector はデフォルトブラウザでLinkedIn のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。
アプリケーションにアクセス許可を与えると、connector はOAuth プロセスを完了します。
- LinkedIn からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
- OAuth 値をOAuthSettingsLocation で指定されたパスに保存します。これらの値は接続間で永続化されます。
アクセストークンの期限が切れたときは、connector は自動でアクセストークンをリフレッシュします。
次のステップ
データビジュアライゼーションを作成するには、コネクタの使用 を参照してください。