EFCore ASP.NET アプリ
データモデルの作成
アプリケーションのコンテキストクラスとエンティティクラスを作成するには、2つのアプローチがあります。コードファーストアプローチ アプローチでは、クラスを手動で書くことでモデルを微調整できます。あるいは、リバースエンジニアリング(Scaffolding) を利用してMicrosoft Exchange スキーマからこれらのクラスを自動生成することもできます。
依存性注入によるコンテキストの登録
MVC コントローラーがExchangeContext を利用するためには、依存性注入でそれを登録する必要があります。Startup.cs の先頭に以下を追加します。
using MySolutionName.Models; using Microsoft.EntityFrameworkCore;
次に、Startup.cs でConfigureServices メソッドを見つけて、最後に以下を追加します。
var connection = @"User='[email protected]';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';Schema='EWS';"; services.AddDbContext<ExchangeContext>(options => options.UseExchange(connection));
コントローラーおよびビューの作成
Web アプリ用のコントローラーとビューを作成するには、次の手順に従ってください。
- [ソリューション エクスプローラー]で[コントローラー]フォルダを右クリックし、[追加]>[コントローラー]... に移動します。
- MVC Controller with views を選択し、Entity Framework を使用して、[追加] をクリックします。
- [モデルクラス]を自分のテーブル/ビューに対応するクラスに設定し、[データコンテキストクラス]をExchangeContext に設定します。
- [追加] をクリックします。コントローラーの名前をメモします。
アプリケーションの実行
コントローラーとビューが設定されたので、[デバッグ]->[デバッグなしで開始]でアプリを実行できます。アプリがブラウザで起動します。<アプリのベースURL>/<コントローラーの名前から最後の'Controller.cs' を除いたもの>に移動すると、データを見つけることができます。