ODBC Driver for YouTube Analytics

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Linux DSN の構成

このセクションでは、以下のいくつかのLinux ディストリビューションでODBC 接続をセットアップしDSN を設定する方法を説明します:Ubuntu のようなDebian ベースのシステム、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)、CentOS、およびFedora のようなRed Hat Linux プラットフォーム。

Linux の最小バージョン

Red Hat ベースおよびDebian ベースシステムでサポートされる最小バージョンは以下のとおりです。

OSMin. Version
Ubuntu11.04
Debian7
RHEL6.9
CentOS6.9
Fedora13
SUSE12.1

ドライバー依存関係のインストール

必要な依存関係をインストールするには、次のコマンドをルートとしてまたはsudo で実行します。

  • Debian/Ubuntu:
    apt-get install libc6 libstdc++6 zlib1g libgcc1
  • RHEL/CentOS/Fedora:
    yum install glibc libstdc++ zlib libgcc

本製品 が必要とする対応ライブラリは以下のとおりです。

Debian/Ubuntu PackageRHEL/CentOS/Fedora PackageFile
libc6glibclinux-vdso.1
libc6glibclibm.so.6
libc6glibclibrt.so.1
libc6glibclibdl.so.2
libc6glibclibpthread.so.0
libc6glibclibc.so.6
libc6glibcld-linux-x86-64.so.2
libstdc++6libstdc++libstdc++.so.6
zlib1gzliblibz.so.1
libgcc1libgcclibgcc_s.so.1

ドライバーのインストール

標準のパッケージ管理システムを使用してドライバーをインストールできます。

Ubuntu のようなDebian ベースのシステムでは、次のコマンドをroot またはsudo で実行します。

dpkg -i /path/to/driver/setup/YouTubeAnalyticsODBCDriverforUnix.deb 

RPM パッケージ形式をサポートするシステムでは、次のコマンドをroot またはsudo で実行します。

rpm -ivh /path/to/driver/YouTubeAnalyticsODBCDriverforUnix.rpm 

ドライバーのライセンス

次のコマンドを実行して本製品 のライセンスを取得します。評価版をアクティベートするには、<key> の入力を省略してください。

cd /opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-youtubeanalytics/bin/
sudo ./install-license.sh <key>

ドライバーマネージャー経由の接続

ドライバーマネージャーはドライバーをロードし、アプリケーションからドライバーに関数呼び出しを渡します。本製品 をドライバーマネージャーに登録して、ドライバーマネージャーのコンフィギュレーションファイルにDSN を定義する必要があります。

本製品 のインストールでは、本製品 をunixODBC ドライバーマネージャーに登録し、システムDSN を作成します。UnixODBC ドライバーマネージャーは、Python やその他多くのアプリケーションから使用できます。アプリケーションに別のドライバーマネージャーが組み込まれている可能性があります。

DSN の作成

unixODBC をインストールしてDSN を設定するには、unixODBC の使用 を参照してください。OBIEE、Informatica、およびSAS に接続するDSN を作成するには、DataDirect ドライバーマネージャーの使用 を参照してください。

YouTube Analytics への接続

認証プロパティを追加する前に、次の接続プロパティを設定してください。

  • ChannelId:YouTube チャンネルのId に設定。指定しない場合、認証されたユーザーのチャンネルのデータが返されます。
  • ContentOwnerId:コンテンツ所有者のレポートを生成する場合に設定。

YouTube Analytics への認証

YouTube Analytics へのすべての接続はOAuth を使用して認証されます。本製品 は、認証にユーザーアカウント、サービスアカウントおよびGCP インスタンスアカウントの使用をサポートします。

ユーザーアカウント

すべてのユーザーアカウントフローで、AuthSchemeOAuth に設定されている必要があります。 デスクトップアプリケーションでは、本製品 の組み込みアプリケーションが最も簡単な認証方法です。

ドライバーが起動すると、ブラウザが開き、YouTube Analytics がログイン情報を要求します。 本製品 は提供された資格情報を使用してYouTube Analytics データにアクセスします。 これらの資格情報は保存され、必要に応じて自動的にリフレッシュされます。 デスクトップアプリケーションでは、本製品 のデフォルトのアプリケーションが最も簡単な認証方法です。

ドライバーが起動すると、ブラウザが開き、YouTube Analytics がログイン情報を要求します。 本製品 は提供された資格情報を使用してYouTube Analytics データにアクセスします。 これらの資格情報は保存され、必要に応じて自動的にリフレッシュされます。

サービスアカウント

サービスアカウントを使用して認証するには、新しいサービスアカウントを作成し、アカウント証明書のコピーを用意する必要があります。

JSON ファイルの場合は、以下のプロパティを設定する必要があります。

  • AuthScheme:必須。OAuthJWT に設定。
  • OAuthJWTCertType:必須。GOOGLEJSON に設定。
  • OAuthJWTCert:必須。Google が提供する.json ファイルへのパスに設定。
  • OAuthJWTSubject:オプション。この値は、サービスアカウントがGSuite ドメインの一部で、委任を有効にする場合にのみ設定します。このプロパティの値は、データにアクセスしたいユーザーのE メールアドレスでなければなりません。

PFX ファイルの場合は、代わりに以下のプロパティを設定する必要があります。

  • AuthScheme:必須。OAuthJWT に設定。
  • OAuthJWTCertType:必須。PFXFILE に設定。
  • OAuthJWTCert:必須。Google が提供する.pfx ファイルへのパスに設定。
  • OAuthJWTCertPassword:オプション。.pfx ファイルのパスワードに設定。Google はPFX 証明書を暗号化するため、ほとんどの場合、これを提供する必要があります。
  • OAuthJWTCertSubject:オプション。複数の証明書を格納するOAuthJWTCertType を使用している場合にのみ設定します。Google によって生成されたPFX 証明書には設定しないでください。
  • OAuthJWTIssuer:必須。サービスアカウントのE メールアドレスに設定。このアドレスには、通常iam.gserviceaccount.com ドメインが含まれます。
  • OAuthJWTSubject:オプション。この値は、サービスアカウントがGSuite ドメインの一部で、委任を有効にする場合にのみ設定します。このプロパティの値は、データにアクセスしたいユーザーのE メールアドレスでなければなりません。

サービスアカウントを持っていない場合は、カスタムAzureAD アプリの作成 の手順に従って作成できます。

GCP インスタンスアカウント

GCP 仮想マシン上で実行している場合は、本製品 は仮想マシンに関連付けられたサービスアカウントを使用して認証できます。 このモードを使用するには、AuthSchemeGCPInstanceAccount に設定します。

OAuth 値のリフレッシュ

本製品 は、ブラウザベースのOAuth 認証交換中に取得されたテンポラリーOAuth アクセストークンをリフレッシュできます。デフォルトでは、本製品 は暗号化されたトークンを、DSN に対応するodbc.ini ファイルに保存します。System DSN の場合、このodbc.ini ファイルへのアクセスを制限できます。

トークンの自動交換を有効にするには、本製品 にシステムodbc.ini への書き込みアクセス権を与えます。

OAuth 認証の依存関係のインストール

OAuth 認証標準は、認証するユーザーにWeb ブラウザを使用したYouTube Analytics との通信を要求します。最初のOAuth インタラクションがドライバーがインストールされている同じマシン上で行われる場合(例えばデスクトップアプリケーションの場合)、本製品 はデフォルトブラウザを立ち上げるxdg-open プログラムにアクセスする必要があります。

この依存関係を満たすには、パッケージマネージャーに対応するパッケージをインストールします。

Debian/Ubuntu PackageRHEL/CentOS/Fedora PackageFile
xdg-utilsxdg-utilsxdg-open

ドライバーエンコーディングの設定

ODBC ドライバーは、ODBC ドライバーマネージャーで使用するエンコーディングを指定する必要があります。デフォルトでは、Unix 用のCData ODBC ドライバーはunixODBC と互換性のあるUTF-16 を使用するように設定されていますが、他のドライバーマネージャーでは代替エンコーディングが必要な場合があります。

また、ANSI ODBC API を使用するアプリケーションからODBC ドライバーを使用している場合は、ANSI コードページを設定する必要があります。例えば、ANSI アプリケーションに日本語の文字をインポートするには、設定ファイル'/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-youtubeanalytics/lib/cdata.odbc.youtubeanalytics.ini' でコードページを指定できます。

[Driver]
AnsiCodePage = 932

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