接続の確立
CData Cmdlets ユーザーは、データモジュールをインストールし、接続プロパティを設定してスクリプトを開始できます。このセクションでは、CSV インポートおよびエクスポートcmdlet などのネイティブPowerShell cmdlet でTwilio Cmdlets を使用する例を示します。
インストールおよび接続
PSGet がある場合は、PowerShell Gallery から次のコマンドを使ってcmdlet をインストールできます。CData サイトからセットアップを取得することもできます。
Install-Module TwilioCmdlets
プロファイルに以下を追加すると、次のセッションでcmdlet がロードされます。
Import-Module TwilioCmdlets;
Connect-Twilio cmdlet を使って、別のcmdlet に渡すことができる接続オブジェクトを作成します。
$conn = Connect-Twilio -AccountSid 'MyAccountSid' -AuthToken 'MyAuthToken'
AccountSID およびAuthToken 接続プロパティを使ってアカウントのデータにアクセスします。Twilio アカウントダッシュボードからクレデンシャルを取得します。[アカウント]->[アカウント設定]をクリックして、クレデンシャルを取得します。
データの取得
Select-Twilio cmdlet はデータを取得するためのネイティブなPowerShell インターフェースを提供します。
$results = Select-Twilio -Connection $conn -Table "Applications" -Columns @("Sid, Name") -Where "Sid='AP5ddf534702934bd3a446d293e8cdeb1f'"Invoke-Twilio cmdlet はSQL インターフェースを提供します。このcmdlet を使うと、Query パラメータを介してSQL クエリを実行できます。
cmdlet 出力のパイプ処理
cmdlet は行オブジェクトをパイプラインに一度に一行ずつ返します。以下は、結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-Twilio -Connection $conn -Table Applications -Where "Sid = 'AP5ddf534702934bd3a446d293e8cdeb1f'" | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myApplicationsData.csv -NoTypeInformation
Select-Twilio からの結果をSelect-Object cmdlet にパイプして、Export-CSV cmdlet にパイプする前にいくつかのプロパティを実行していることがわかるでしょう。これをする理由は、CData Cmdlets は接続、テーブル、およびカラムの情報を結果セットの各行オブジェクトに追加しますが、必ずしもその情報がCSV ファイルに必要ではないからです。
ただし、これによってcmdlet の出力を別のcmdlet にパイプすることが容易になります。以下に、結果セットをJSON に変換する例を示します。
PS C:\> $conn = Connect-Twilio -AccountSid 'MyAccountSid' -AuthToken 'MyAuthToken' PS C:\> $row = Select-Twilio -Connection $conn -Table "Applications" -Columns (Sid, Name) -Where "Sid = 'AP5ddf534702934bd3a446d293e8cdeb1f'" | select -first 1 PS C:\> $row | ConvertTo-Json { "Connection": { }, "Table": "Applications", "Columns": [ ], "Sid": "MySid", "Name": "MyName" }
データの削除
以下は、抽出条件に合うあらゆるレコードを削除します。
Select-Twilio -Connection $conn -Table Applications -Where "Sid = 'AP5ddf534702934bd3a446d293e8cdeb1f'" | Remove-Twilio
データの変更
cmdlet はデータクレンジング同様、データの変換を容易にします。次の例は、レコードがすでに存在するかどうか、挿入する前に更新が必要かどうかをチェックしてから、CSV ファイルのデータをTwilio にロードします。
Import-Csv -Path C:\MyApplicationsUpdates.csv | %{ $record = Select-Twilio -Connection $conn -Table Applications -Where ("Sid = `'"+$_.Sid+"`'") if($record){ Update-Twilio -Connection $conn -Table Applications -Columns @("Sid","Name") -Values @($_.Sid, $_.Name) -Where "Sid = `'$_.Sid`'" }else{ Add-Twilio -Connection $conn -Table Applications -Columns @("Sid","Name") -Values @($_.Sid, $_.Name) } }