Logfile
provider が認証、クエリ実行、接続の詳細などのアクティビティを記録するログファイルのファイルパスを指定します。
データ型
string
デフォルト値
""
解説
このプロパティは、認証イベント、クエリ実行、接続の詳細など、connector の操作を記録するログファイルの場所と名前を指定します。 指定されたファイルが存在しない場合、connector はそのファイルを作成します。connector を実行しているユーザーまたはサービスが、指定されたパスまたはファイルへの書き込み権限を持っていることを確認してください。 適切な権限がない場合、ログファイルは作成されません。パスワードやトークンなどの接続文字列の機密情報は、ログで自動的にマスキングされます。 ただし、データ自体に含まれる機密情報はマスキングされない可能性があります。
Logfile に相対パスを指定し、Location プロパティが設定されている場合、そのディレクトリがログファイルのベースパスとして使用されます。
追加プロパティにより、ログの動作をカスタマイズできます。
- ログファイルの詳細レベルを制御するには、Verbosity を使用します。
- MaxLogFileSize でログファイルのサイズを管理し、MaxLogFileCount で保持するログファイルの数を制御します。
- LogModules プロパティを調整することで、特定のログモジュールをフィルタリングします。
Java のログ出力
Java のログ出力もサポートされています。Java のログ出力を有効化するには、Logfile を次のように設定します:
Logfile=JAVALOG://myloggername
上記の例のように、JAVALOG:// がJava のログを使用するための必須プレフィックスで、独自のロガーで代用することになります。
次に、指定されたロガーのgetLogger メソッドが呼び出され、指定された値を使用してLogger インスタンスが作成されます。ログのインスタンスがすでに存在する場合は、既存のインスタンスを参照します。
Java のログ出力が有効になっている場合、Verbosity は特定のログレベルに対応します。