カスタムOAuth アプリケーションの作成
カスタムOAuth アプリケーションの作成
ユーザー名やAPI トークンへのアクセスを保有していない場合や、それらを使いたくない場合にはOAuth 認証が使用できます。Jira はOAuth 認証標準を使用しています。これには認証ユーザーがブラウザ経由でJira と通信する必要があります。このセクションで説明するとおり、本製品 はさまざまな方法でOAuth 交換をサポートします。
NOTE: Jira Cloud はOAuth 2.0 でのみ利用可能です。
CData はOAuth アプリケーション認証情報を製品に組み込んでおり、デスクトップアプリケーションまたはヘッドレスアプリケーションから接続する際に使用できます。
以下の場合はユーザー自身のOAuth アプリケーションクレデンシャルを選択できます。
- 認証ダイアログのブランディングをコントロールしたいとき
- ユーザー認証後にアプリケーションがユーザーをリダイレクトするためのリダイレクトURI をコントロールしたいとき
- ユーザーからのリクエストに対する許可をカスタマイズしたいとき
プロシージャ
OAuth クライアントクレデンシャル、コンシューマーキーおよびコンシューマーシークレットを取得するには:- Jira Cloud サイトにログインします。
- アプリケーションの管理https://developer.atlassian.com/apps/ に移動します(自己ホスト型ツール用のyoursitename.atlassian.net/secure/admin/oauth-credentials にあるOAuth クレデンシャルではありません)。
- Create new app を選択してアプリケーションに名前を付けます。アプリケーションが作成されます。
- アプリケーションにOAuth 2.0 機能がない場合は、APIS AND FEATURES -> + Add -> Add OAuth 2.0 (3LO) に移動して追加します。
- APIS AND FEATURES -> + Add から、Jira platform REST API をアプリケーションに追加します。
- APIS AND FEATURES -> + Jira platform REST API から、目的のスコープをアプリケーションに追加します。
- さらに、コールバックURL を設定する必要があります。APIS AND FEATURES -> OAuth 2.0 (3LO) に移動します。アプリケーションにアクセス可能なURL を入力して変更を保存します。
デスクトップアプリケーション
次の接続プロパティを設定して、接続してください。
- OAuthClientId:アプリケーションの詳細のコンシューマーキーに設定。
- OAuthClientSecret:アプリケーションの詳細のコンシューマーシークレットに設定。
- CallbackURL:APIS AND FEATURES -> OAuth 2.0 (3LO) 下のアプリケーションの詳細にあるコールバックURL に設定。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使って、OAuth 交換や、手動でのOAuthAccessToken 接続プロパティの設定の繰り返しを避けられます。
- OAuthVersion:2.0 に設定。
- Url:Jira エンドポイントへのURL。例えば、https://yoursitename.atlassian.net です。
接続すると、本製品 はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。本製品 が以下のOAuth プロセスを完了します。
- コールバックURL でアクセストークンおよびoauthserverurl を設定し、認証リクエストを行います。
- OAuth 値をOAuthSettingsLocation に保存します。これらの値は接続間で永続化されます。
- 返されたリフレッシュトークンと有効なアクセストークンとを交換します。
Web アプリケーション
次の接続プロパティを設定し、アクセストークンを取得します。
- OAuthClientId:アプリケーションの詳細のコンシューマーキーに設定。
- OAuthClientSecret:アプリケーションの詳細のコンシューマーシークレットに設定。
- CallbackURL:APIS AND FEATURES -> OAuth 2.0 (3LO) 下のアプリケーションの詳細にあるコールバックURL に設定。
- Url:Jira エンドポイントへのURL。例えば、https://yoursitename.atlassian.net です。
- OAuthVersion:2.0 に設定。
Web アプリケーションから接続する場合、または本製品 にブラウザウィンドウを開く権限がない場合は、temporary verification value とアクセストークンを交換する必要があります。
- GetOAuthAuthorizationURL を呼び出します。ストアドプロシージャがOAuth エンドポイントのURL を返します。
- ログインして、アプリケーションを認可します。コールバックURL にリダイレクトされます。GrantType パラメータをImplicit に設定した場合、クエリ string パラメータにおいて、コールバックURL はOAuthAccessToken およびoauthserverurl を保持します。GrantType パラメータを"code に設定した場合、クエリ string パラメータ "code" において、コールバックURL はverifier code を保持します。verifier code を取り出し、GetOAuthAccessToken を呼び出します。
次の接続プロパティを設定し、データに接続します。
- OAuthAccessToken
- OAuthVersion
- OAuthClientId
- OAuthClientSecret
- OAuthAccessToken
- Url