接続の確立
接続プロファイルの設定
[CData]リボンから[データの取得]をクリックし、[取得元:Basecamp]> 設定済みの接続 を選択してCData クエリウィンドウを起動します。新しい接続を設定するには、[新しいBasecamp 接続]をクリックします。ここでは、接続の設定、接続のテスト、および接続プロファイルの保存を行うことができます。
Basecamp への接続
認証に加えて、次の接続プロパティを設定してBasecamp テーブルにアクセスします。
- Schema:これを"V2" または"V3" に設定し、Basecamp 2 またはBasecamp 3 アカウントに接続します。
- ProjectId: これは、ほとんどのテーブル操作で必須のパラメータです。Projects テーブルをクエリして、この値を取得できます。
ProjectId 接続プロパティを指定しない場合は、本製品 はBasecamp への最初の認証でProjects テーブルから返された最初のプロジェクトId を使用します。
- AccountId: AccountId は、Web ブラウザからBasecamp にログイン後にURL で確認できます。
http://basecamp.com/<AccountId>
Basecamp への認証
Basecamp 2 はBasic 認証もしくはOAuth 2.0 認証を使います。Basic 認証を使用して自分のアカウントに接続することも、OAuth を使用して他のユーザーが彼ら自身のアカウントにログインできるようにすることもできます。
Basecamp 3 はOAuth 2.0 が必要です。
Basic
Basic 認証では、自分のログインクレデンシャルを使用して接続します。次のプロパティを設定します。
- User: これはBasecamp へのログインに使用するユーザー名です。
- Password: これはBasecamp へのログインに使用するパスワードです。
- AuthScheme: Basic に設定。
OAuth
AuthScheme は、すべてのユーザーアカウントフローでOAuth に設定する必要があります。
デスクトップアプリケーション
CData は、OAuth デスクトップ認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。代わりに、カスタムアプリケーションを作成することも可能です。カスタムアプリケーションの作成およびその理由については、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。認証に関する2つの方法の違いは、カスタムOAuth アプリケーションを使用する場合に、2つの接続プロパティを追加で設定する必要があることだけです。
次の接続プロパティを設定して、接続してください。
- OAuthClientId:(カスタムアプリケーションのみ)アプリケーション設定のクライアントID に設定。
- OAuthClientSecret:(カスタムアプリケーションのみ)アプリケーション設定のクライアントシークレットに設定。
接続すると、本製品 はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。以下のように本製品 がOAuth プロセスを完了します。
接続プロパティ
最後に、Connection プロパティを参照してください。接続の確立に使用できるさまざまなオプションの説明があります。
接続の管理
Basecamp への認証に成功すると、インポートするデータをカスタマイズすることができます。詳しくは、接続の管理 を参照してください。
関連項目
- データのクエリ:[データ選択]ウィザードを使用してスプレッドシートにデータをプルします。また、ここではスケジュールされたデータのリフレッシュも設定できます。
- Excel アドインの使用:利用可能なCData Excel 関数 を使用するなど、Basecamp データとやり取りする他の方法が見つかります。