Excel Add-In for Box

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接続の確立

接続プロファイルの設定

[CData]リボンから[データの取得]をクリックし、[取得元:Box]> 設定済みの接続 を選択してCData クエリウィンドウを起動します。新しい接続を設定するには、[新しいBox 接続]をクリックします。ここでは、接続の設定、接続のテスト、および接続プロファイルの保存を行うことができます。

Box への接続

本製品 は、Box テーブルおよびフォルダへのアクセスを実現します。なお、本製品 はBox に格納されているファイルの内容を更新したり、ファイルの内容をテーブルやカラムとしてモデル化したりはできません。

Box への認証

本製品 は、OAuth 認証標準を使用して、ユーザーアカウントまたはサービスアカウントからBox に接続します。

Box は埋め込みOAuth クレデンシャルを提供しており、デスクトップアプリケーション からの接続を簡単にします。Web アプリケーションから接続するには、カスタムOAuth アプリケーションの作成 で説明するようにカスタムOAuth アプリケーションを作成する必要があります。

以下のサブセクションでは、利用可能なOAuth フローでのBox への認証について詳しく説明します。 カスタムOAuth アプリケーションの作成についての情報と、すでに埋め込みOAuth 認証情報を持つ認証フローでもカスタムOAuth アプリケーションを作成したほうがよい場合の説明については、カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。

Box で利用可能な接続文字列プロパティの全リストは、Connection を参照してください。

ユーザーアカウント(OAuth)

AuthScheme は、すべてのユーザーアカウントフローでOAuth に設定する必要があります。

デスクトップアプリケーション

CData は、OAuth デスクトップ認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。 または、カスタムOAuth アプリケーションを作成して接続することも可能です。カスタムOAuth アプリケーションについて、詳しくはカスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。

OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ

以下を設定して、接続してください。

  • カスタムアプリケーションのみ:
    • OAuthClientId:アプリの登録時に割り当てられたクライアントId。
    • OAuthClientSecret:アプリの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
    • CallbackURL:アプリの登録時に定義されたリダイレクトURI。次に例を示します。 https://localhost:3333
接続すると、本製品 はデフォルトブラウザでBox のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。 本製品 はアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。

サービスアカウント(OAuthJWT)

サービスアカウントには、ブラウザによるユーザー認証が不要なサイレント認証があります。また、サービスアカウントを使用して、エンタープライズ全体のアクセススコープを本製品 に委任することもできます。

サービスアカウントを使用するには、カスタムOAuth アプリケーションの作成 で説明するように、カスタムOAuth アプリケーションの作成と認可が必要です。 これでサービスアカウントにアクセス権があるBox データに接続できます。

次の接続プロパティを設定して、接続してください。

  • AuthSchemeOAuthJWT
  • OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションの設定で指定したクライアントId。
  • OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションの設定で指定したクライアントシークレット。
  • OAuthJWTCertTypePEMKEY_FILE
  • OAuthJWTCert:生成した.pem ファイルのパス。
  • OAuthJWTCertPassword:.pem ファイルのパスワード。
  • OAuthJWTCertSubject:証明書のサブジェクト。証明書ストアの1番目の証明書を選択するには、*(アスタリスク)を設定します。
  • OAuthJWTSubjectType:Application Access Values で指定した値と同じで、"enterprise" または"user" のいずれか。 この接続プロパティのデフォルト値は"enterprise" です。
  • OAuthJWTSubject:サブジェクトタイプがenterprise に設定されている場合は、これをエンタープライズID に設定します。 サブジェクトタイプがuser に設定されている場合は、アプリケーションのユーザーID に設定します。
  • OAuthJWTPublicKeyId:アプリケーション設定の公開キーID。

接続すると、本製品 はサービスアカウントでのOAuth フローを完了します。

BOXJSON OAuthJWTCertType

サービスアカウントおよびBOXJSON OauthJWTCertType を使用して認証するには、以下のプロパティを設定します。

  • AuthSchemeOAuthJWT
  • InitiateOAuthGETANDREFRESH
  • OAuthJWTCertTypeBOXJSON。 OAuthJWTCert:Box が提供するJSON ファイルへのパス。

システム内のファイルを使用するのが難しい場合は、JSON ファイルの内容を接続文字列に直接コピーすることができます。 次のプロパティを設定します。

  • AuthSchemeOAuthJWT
  • InitiateOAuthGETANDREFRESH
  • OAuthJWTCertTypeBOXJSONBLOB
  • OAuthJWTCert:Box が提供するJSON ファイルの内容。

接続プロパティ

最後に、Connection プロパティを参照してください。接続の確立に使用できるさまざまなオプションの説明があります。

接続の管理

Box への認証に成功すると、インポートするデータをカスタマイズすることができます。詳しくは、接続の管理 を参照してください。

関連項目

  • データのクエリ:[データ選択]ウィザードを使用してスプレッドシートにデータをプルします。また、ここではスケジュールされたデータのリフレッシュも設定できます。
  • Excel アドインの使用:利用可能なCData Excel 関数 を使用するなど、Box データとやり取りする他の方法が見つかります。

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