ベストプラクティス

Version 20.0.7396


ベストプラクティス

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このページでは、ArcESB フローデザインに関する一般的なベストプラクティスについて説明します。

エントリポイントとエグジットポイントから始める

大抵のフローには、データがフローに入るコネクタと、データがフローを出るコネクタがあります。いくつかの周期的なフローには、エントリポイントとエグジットポイントが同じコネクタである場合があります。

例えば、外部の取引パートナーがAS2 を介してビジネスドキュメントを送信すると、AS2 コネクタでデータがフローに入る場合があります。このビジネスドキュメントのデータは、データベースなどのバックエンドシステムにインポートされる必要がある場合があります。この場合、AS2 コネクタとDatabase コネクタは、フローのエントリポイントとエグジットポイントになります。

新しいフローを作成する場合は、これらのエントリコネクタおよびエグジットコネクタから使い始めるのが最も簡単です。次に、エントリポイントとエグジットポイントの間のステップを埋めるためのコネクタをフローに追加(例えば、インバウンドAS2 ペイロードをデータベース挿入に変換するコネクタを追加)することにより、”内部作業” を行います。

ファイル変換コネクタはパートナー固有

ネットワーク越しにファイルを送受信するコネクタ(AS2、AS4、FTP、SFTP、OFTP など)は、双方向ですが、単一のパートナー(単一のリモートパーティ)用に設定されています。つまり、単一のAS2 コネクタは、Amazon とAS2 メッセージを送受信できますが、Walmart とはファイルを送受信できません。

多くのMFT(マネージドファイル転送)コネクタでは、ファイルを交換するために[プロファイル]を設定する必要があります。プロファイル ページには、サポートされている各プロトコルのアプリケーション全体の設定を構成するためのタブがあります。例えば、AS2 プロファイルで設定された情報は、すべてのAS2 コネクタで使用され、パートナー固有のAS2 接続の詳細は各AS2 コネクタ内で設定されます。

コネクタに命名規則を使用する

コネクタには、常に、フロー内でのコネクタの役割を表す説明的な名前を付ける必要があります。

  • マネージドファイル転送コネクタ(AS2、AS4、FTP、SFTP、OFTP など)の名前は、ファイルが交換されるリモートパーティと、交換が行われるプロトコルを示す必要があります。例:Walmart_Production_AS2
  • EDI コネクタ(X12 やEDIFACT など)の名前は、EDI ドキュメントが交換されるパートナーの名前、変更の方向、およびドキュメントの形式を示す必要があります。例:Walmart_X12_Outbound
  • データマッピングコネクタ(XML Map など)の名前は、コネクタのマッピング元およびマッピング先の形式/スキーマを示す必要があります。例:Map_850_to_Orders
  • バックエンド統合コネクタ(Database、MySQL、CData など)の名前は、特定のバックエンドシステムとバックエンドシステム内のテーブル(該当する場合)を示す必要があります。例:PostgreSQL_Orders_table

データ変換にXML を使用する

Arc は、データの操作とデータ変換の中間形式としてXML を使用します。多くのコネクタ(X12 コネクタ、EDIFACT コネクタ、CSV コネクタなど)は、さまざまな形式のファイルをXML に変更、またその逆も行います。さらに、Arc はXML を使用して、バックエンドシステムのインプットおよびアウトプットをモデル化します(例えば、データベースライクなシステムへのSELECT およびINSERT)。

大抵のソースおよびデスティネーションの形式はXML として表現できるため、データ変換フローは多くの場合次の構造を持ちます。

  • 元の(ソース)形式でデータを取得または受信するコネクタ
  • このソース形式をXML に変換するコネクタ(まだXML でない場合)
  • このソースXML をターゲット(デスティネーション)形式を表す新しい構造に変更するXML Map コネクタ
  • この変換されたXML をデスティネーション形式に変換するコネクタ(非XML 形式が必要な場合)
  • ファイナライズされたファイルを目的のデスティネーションに送信するコネクタ

XML Map コネクタ は、これらのデータ変換フローで重要な作業を実行するエンジンです。データ変換に慣れることは、XML Map コネクタのビジュアルデザイナーに慣れることです。

ワークスペースにフローを整理する

複数の個別のフローを、同じフロー キャンバス内にクロスコンタミネーションのリスクなしで構成できますが、フローを異なるワークスペース に分割することで、混乱を減らすことができます。

フロー ページの右上にある歯車では、新しいワークスペースの作成、ワークスペース設定のインポートおよびエクスポート、現在のワークスペースの削除(デフォルトワークスペースを除く)ができます。常に、現在のワークスペースのコネクタのみが表示されます。

異なるワークスペースにあるコネクタ同士は接続できません。また、これらのコネクタに固有のデータおよびコンフィギュレーションファイルは個別のフォルダ構造に保持されます。