高度な設定
SharePoint 接続の調整
高度なインテグレーションで簡単にデータにアクセスできるようにするには、次の接続プロパティを使って列名識別子および他のデータアクセスの側面をコントロールします。
- UseDisplayNames:これをtrue に設定すると、基底のAPI のフィールド名と合致する列名を返します。デフォルトで、connector はSharePoint で定義されたフィールド名と合致する列名を使います。
- UseSimpleNames:これをtrue に設定すると、SharePoint が許容するが他のデータベースでは通常許容されない特殊文字を含む列名の代替を行います。
- ShowPredefinedColumns:これをfalse に設定するとリスト内のフィールドから派生しているフィールドを除外します。例えば、Auther とCreatedAt。この設定は、SELECT * 構文およびスキーマ検出で事前に定義されたフィールドが返されることを除外します。
- ShowHiddenColumns:これをtrue に設定すると、SharePoint で隠されていた列がconnector では表示されます。
SSL コンフィギュレーションのカスタマイズ
デフォルトでは、connector はサーバーの証明書をシステムの信頼できる証明書ストアと照合してSSL/TLS のネゴシエーションを試みます。別の証明書を指定するには、利用可能なフォーマットについてSSLServerCert プロパティを参照してください。
Firewall またはProxy 経由の接続
HTTP プロキシ
Windows システムプロキシ経由の接続では、接続プロパティを追加で設定する必要はありません。他のプロキシに接続するには、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。
さらに、HTTP プロキシへの認証には、ProxyServer とProxyPort に加えてProxyAuthScheme、ProxyUser、およびProxyPassword を設定します。
その他のプロキシ
次のプロパティを設定します。
- プロキシベースのファイヤーウォールを使用するには、FirewallType、FirewallServer、およびFirewallPort を設定します。
- 接続をトンネルするには、FirewallType をTUNNEL に設定します。
- 認証するには、FirewallUser とFirewallPassword を設定します。
- SOCKS プロキシへの認証には、さらにFirewallType をSOCKS5 に設定します。