ODBC Driver for SharePoint

Build 20.0.7654

Linux DSN の構成

このセクションでは、以下のいくつかのLinux ディストリビューションでODBC 接続をセットアップしDSN を設定する方法を説明します:Ubuntu のようなDebian ベースのシステム、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)、CentOS、およびFedora のようなRed Hat Linux プラットフォーム。

Linux の最小バージョン

Red Hat ベースおよびDebian ベースシステムでサポートされる最小バージョンは以下のとおりです。

OSMin. Version
Ubuntu11.04
Debian7
RHEL6.9
CentOS6.9
Fedora13
SUSE12.1

ドライバー依存関係のインストール

必要な依存関係をインストールするには、次のコマンドをルートとしてまたはsudo で実行します。

  • Debian/Ubuntu:
    apt-get install libc6 libstdc++6 zlib1g libgcc1
  • RHEL/CentOS/Fedora:
    yum install glibc libstdc++ zlib libgcc

本製品 が必要とする対応ライブラリは以下のとおりです。

Debian/Ubuntu PackageRHEL/CentOS/Fedora PackageFile
libc6glibclinux-vdso.1
libc6glibclibm.so.6
libc6glibclibrt.so.1
libc6glibclibdl.so.2
libc6glibclibpthread.so.0
libc6glibclibc.so.6
libc6glibcld-linux-x86-64.so.2
libstdc++6libstdc++libstdc++.so.6
zlib1gzliblibz.so.1
libgcc1libgcclibgcc_s.so.1

ドライバーのインストール

標準のパッケージ管理システムを使用してドライバーをインストールできます。

Ubuntu のようなDebian ベースのシステムでは、次のコマンドをroot またはsudo で実行します。

dpkg -i /path/to/driver/setup/SharePointODBCDriverforUnix.deb 

RPM パッケージ形式をサポートするシステムでは、次のコマンドをroot またはsudo で実行します。

rpm -ivh /path/to/driver/SharePointODBCDriverforUnix.rpm 

ドライバーのライセンス

次のコマンドを実行して本製品 のライセンスを取得します。評価版をアクティベートするには、<key> の入力を省略してください。

cd /opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-sharepoint/bin/
sudo ./install-license.x64 <key>

ドライバーマネージャー経由の接続

ドライバーマネージャーはドライバーをロードし、アプリケーションからドライバーに関数呼び出しを渡します。本製品 をドライバーマネージャーに登録して、ドライバーマネージャーのコンフィギュレーションファイルにDSN を定義する必要があります。

本製品 のインストールでは、本製品 をunixODBC ドライバーマネージャーに登録し、システムDSN を作成します。UnixODBC ドライバーマネージャーは、Python やその他多くのアプリケーションから使用できます。アプリケーションに別のドライバーマネージャーが組み込まれている可能性があります。

DSN の作成

unixODBC をインストールしてDSN を設定するには、unixODBC の使用 を参照してください。OBIEE、Informatica、およびSAS に接続するDSN を作成するには、DataDirect ドライバーマネージャーの使用 を参照してください。

SharePoint への接続

グローバルSharepoint サイト内のすべてのLists およびDocuments を操作するには、URL をSite Collection に設定します。サイト内のLists およびDocuments のみを操作するには、URL を特定のサイトに設定します。

URLサンプルURL
サイトhttps://teams.contoso.com/teamA or https://teamA.contoso.com
サイトコレクションhttps://teams.contoso.com

URL の提供に加え、次の接続プロパティセットのどれかを使ってSharePoint に認証します。以下のように、デフォルト値を使用するとほとんどの環境で簡単に接続できます。

SharePoint Online への認証

SharePointEdition を"SharePoint Online" に設定し、User およびPassword をSharePoint へのログオンに使用するクレデンシャルに設定します。例えば、Microsoft Online Services アカウントへのクレデンシャルです。

次のSSO(シングルサインオン)アイデンティティプロバイダーもサポートされています:Azure Active Directory、OneLogin、およびOKTA。

  • SSO

    SharePoint Online でSSO を有効化している場合には、User およびPassword に加えて、UseSSO をtrue に設定します。

    もしユーザーアカウントのドメインがアイデンティティプロバイダーに設定されたドメインと異なる場合には、SSODomain をアイデンティティプロバイダーで設定されたドメインに設定します。 このプロパティは、AD FS、OneLogin、およびOKTA で必要な場合があります。

SharePoint On Premises への認証

以下の認証タイプを使用するには、SharePointEdition を"SharePoint OnPremise" に設定します。

  • Windows (NTLM)

    これは最も一般的な認証タイプです。そのため、本製品 はNTLM をデフォルトとして使用するように事前設定されています。Windows のUser およびPassword を設定して接続します。

  • Kerberos およびKerberos Delegation

    Kerberos を認証するには、AuthScheme をNEGOTIATE に設定します。必要があれば、User およびPassword を設定します。Kerberos Delegation を使う場合にAuthScheme をKERBEROSDELEGATION に設定します。

    KerberosKDCKerberosSPN、およびKerberosRealm では、Kerberos 認証のコンポーネントを制御できます。

  • Forms

    これにより、Active Directory の代わりにカスタム認証メソッドによる認証が可能になります。この認証タイプを使用するには、AuthScheme をFORMS に設定し、User およびPassword を設定します。

MSI 認証による認証

Azure VM 上でSharePoint を実行している場合は、Managed Service Identity(MSI)の資格情報を利用して接続が可能です。

  • AuthSchemeAzureMSI に設定。

MSI 資格情報が認証用に自動的に取得されます。

OAuth 値のリフレッシュ

本製品 は、ブラウザベースのOAuth 認証交換中に取得されたテンポラリーOAuth アクセストークンをリフレッシュできます。デフォルトでは、本製品 は暗号化されたトークンを、DSN に対応するodbc.ini ファイルに保存します。System DSN の場合、このodbc.ini ファイルへのアクセスを制限できます。

トークンの自動交換を有効にするには、本製品 にシステムodbc.ini への書き込みアクセス権を与えます。または、OAuthSettingsLocation 接続プロパティを、ドライバーが読み書きアクセス権を持つ別のファイルパスに設定することもできます。

    OAuthSettingsLocation=/tmp/oauthsettings.txt
    

OAuth 認証の依存関係のインストール

OAuth 認証標準は、認証するユーザーにWeb ブラウザを使用したSharePoint との通信を要求します。最初のOAuth インタラクションがドライバーがインストールされている同じマシン上で行われる場合(例えばデスクトップアプリケーションの場合)、本製品 はデフォルトブラウザを立ち上げるxdg-open プログラムにアクセスする必要があります。

この依存関係を満たすには、パッケージマネージャーに対応するパッケージをインストールします。

Debian/Ubuntu PackageRHEL/CentOS/Fedora PackageFile
xdg-utilsxdg-utilsxdg-open

ドライバーエンコーディングの設定

ODBC ドライバーは、ODBC ドライバーマネージャーで使用するエンコーディングを指定する必要があります。デフォルトでは、Unix 用のCData ODBC ドライバーはunixODBC と互換性のあるUTF-16 を使用するように設定されていますが、他のドライバーマネージャーでは代替エンコーディングが必要な場合があります。

また、ANSI ODBC API を使用するアプリケーションからODBC ドライバーを使用している場合は、ANSI コードページを設定する必要があります。例えば、ANSI アプリケーションに日本語の文字をインポートするには、設定ファイル'/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-sharepoint/lib/cdata.odbc.sharepoint.ini' でコードページを指定できます。

[Driver]
AnsiCodePage = 932

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