CData BizTalk Adapter for OData
概要
CData BizTalk Adapter for OData では、OData データにBizTalk メッセージとしてアクセスできます。BizTalk ツール(送信ポート、受信場所、オーケストレーション、パイプラインなど)からOData データを扱えます。
本製品 により、SQL Server 用のBizTalk Adapter に似た標準のBizTalk アダプターを通じて、OData データに複雑な操作なしにアクセスができます。 本製品 は、基底のデータソースを抽象化して、データの取得と更新に使用できるテーブル、ビュー、およびストアドプロシージャとして表します。
CData BizTalk Adapter for OData はデータへのアクセスの問題を解決し、パワフルなセキュリティ機能、スマートキャッシング、バッチ処理、ソケットマネジメントなどを実現します。
主要機能
- BizTalk のリアルタイムOData データにアクセス。
- アップデートグラム、ストアドプロシージャ、およびSQL コマンドを実行。
- OData エンティティのメタデータ検出およびスキーマジェネレーションをサポート。
はじめに
本製品 をインストールしてBizTalk でOData に接続する方法は、はじめに を参照してください。
アダプターの使用
送信ポートと受信場所に本製品 を設定するには、アダプター構成 を参照してください。本製品 プロパティを設定するときは、サポートされるマクロ を参照してください。
スキーマの生成
多様なBizTalk ポートからアップデートグラム、SQL コマンド、ストアドプロシージャを実行するための、サンプルスキーマと対応するXML インスタンスについては、スキーマの生成 を参照してください。 Bulk アップデートグラムは、OData bulk API を活用して同時更新を実行します。
Visual Studio の[Add Adapter Metadata]ウィザードを使用して、スキーマを生成することもできます。CData KB を参照してください。
SQL 準拠
構文のリファレンスとサポートされているSQL の概要を示すコード例については、SQL 準拠 を参照してください。
データのキャッシュ
リモートデータアクセスに共通するシナリオの範囲についてレプリケーションとキャッシングを設定するには、データのキャッシュ を参照してください。コンフィギュレーションには以下が含まれます。
- Autocache:データを軽量のデータベースに自動的にキャッシュします。オフラインで使用するためのデータを保存したり、キャッシュからの高速なレポートを有効にしたりします。
- Replication:ローカルおよびクラウドデータストア(Oracle、SQL Server、Google Cloud SQL など)にデータをコピーします。Replication コマンドを使用すると、キャッシュされたデータをインテリジェントに差分更新できます。
- No caching:リモートデータでのみ処理します。ローカルキャッシュファイルは作成されません。
データモデル
本製品 が、OData API をテーブル、ビュー、およびストアドプロシージャとしてモデル化する方法について、詳しくはデータモデル を参照してください。 このセクションでは、特定のOData エンティティのクエリに関する詳細情報も提供します。
OData Adapter
受信場所および送信ポートのReceiver およびTransmitter プロパティを設定するには、OData Adapter セクションを参照してください。
接続プロパティ
OData への接続に使用される接続プロパティについては、Connection セクションを参照してください。