変換先コンポーネントの使用
データソースに接続の確立 したら、CData Dynamics 365 Business Central 変換先コンポーネントをワークフローに追加してDynamics 365 Business Central にデータをロードします。
データフローのDynamics 365 Business Central への書き込み
下記の手順に従って、Dynamics 365 Business Central に接続しデータを更新します。
- SSIS ツールボックスで、CData Dynamics 365 Business Central 変換先コンポーネントをデータフロータスクにドラッグします。
- 変換元コンポーネントの出力をCData Dynamics 365 Business Central変換先コンポーネントに接続します。
- CData Dynamics 365 Business Central 変換先コンポーネントをダブルクリックします。CData Dynamics 365 Business Central 変換先エディターダイアログが開きます。
- [接続マネージャー]メニューで、有効なCData Dynamics 365 Business Central 接続マネージャーを選択するか、まだない場合は新しいインスタンスを作成します。
- [テーブルを使用]オプションで、更新するテーブルを選択します。
- 挿入、更新、Upsert、または削除アクションを選択します。各アクションの詳細については、次の説明を参照してください。
- [マッピング]タブで、変換元から変換先へのマッピングを構成します。デフォルトでは、変換元コンポーネントの出力の中で、選択したテーブル内のカラムと同じ名前のものが自動的にマッピングされます。また、マッピングするカラムを更新することもできます。
Note: Read-only columns will not be visible among the destination columns since they cannot be written to.
コマンド実行
データフローを実行すると、本製品 は次のいずれかの処理を実行して変換先のテーブルを更新します。
Insert
コンポーネントは、マッピングされた値を受け取り、データをテーブルに新しい行として挿入しようとします。変換先コンポーネントのプロパティでOutputKey プロパティをTrue に設定すると、'Redirect row' エラー動作を使用してコンポーネントのエラー出力に挿入された結果を取得することができます。
Update
コンポーネントは、提供された主キーに基づいて、既存の行を更新しようとします。主キーカラムはマッピングする必要があります。また、主キーカラムをnull にすることはできません。変換先コンポーネントのプロパティでOutputKey プロパティをTrue に設定すると、'Redirect row' エラー動作を使用してコンポーネントのエラー出力に更新された結果を取得することができます。
Upsert
コンポーネントは、主キーを使用して、行を挿入するか更新するかを判断します。主キーカラムがマッピングされ、null ではない場合、コンポーネントは、提供された主キーに基づいて、既存の行を更新しようとします。主キーカラムがマッピングされていないか、null の場合、CData Dynamics 365 Business Central 変換先コンポーネントは、データを新しい行として挿入しようとします。変換先コンポーネントのプロパティでOutputKey プロパティをTrue に設定すると、'Redirect row' エラー動作を使用してコンポーネントのエラー出力にupsert された結果を取得することができます。
Delete
コンポーネントは、提供された主キーに基づいて、既存の行を削除しようとします。主キーカラムはマッピングする必要があります。また、主キーカラムをnull にすることはできません。
バルク操作
変換先コンポーネントは、デフォルトでバルク操作を使ってデータソースを更新します。この動作は、コンポーネントのBatchMode およびBatchSize プロパティで制御されます。BatchSize は、コンポーネントに一度に送信するバッチの最大サイズを制御します。送信されるデータの量に応じて、BatchSize を大きくするとスループットは向上しますが、より大きなメモリフットプリントが必要になります。