ODBC Driver for Exchange

Build 20.0.7587

macOS DSN の構成

このセクションでは、macOS でODBC 接続をセットアップしDSN を設定する方法を示します:

macOS の最小バージョン

CData ODBC Driver for Exchange 本製品 にはmacOS Sierra (10.12) 以上が必要です。

ドライバーのライセンス

端末で次のコマンドを実行して、本製品 のライセンスを取得します。評価版をアクティベートするには、<key> の入力を省略してください。

cd "/Applications/CData ODBC Driver for Exchange/bin"
sudo ./install-license <key>

名前とパスワードを入力するよう求められます。これらは、あなたの名前とマシンのパスワードを指します。

ドライバーマネージャー経由の接続

macOS では、CData ODBC Driver for Exchange はFilemaker Pro、Microsoft Excel、Tableau のような他の多くの製品と同様に、iODBC ドライバーマネージャー用にあらかじめ設定されています。iODBC の最新バージョンは、iODBC サイトで入手できます。

ドライバーのインストールでは、iODBC にドライバーを登録しシステムDSN を作成します。これは、ODBC 接続をサポートするあらゆるツールやアプリケーションで使用できます。

ドライバーマネージャーはドライバーをロードし、アプリケーションからドライバーに関数呼び出しを渡します。ドライバーをドライバーマネージャーに登録して、DSN をドライバーマネージャーのコンフィギュレーションファイルに定義する必要があります。

DSN の設定

DSN の設定には、iODBC と同時にインストールされたGUI のiODBC アドミニストレータ64-bit を使用できます。ODBC マネージャーは、ODBC ドライバーのビット数と一致している必要があります。最新のCData ODBC Driver for Exchange のバージョンは64-bit のみです。また、iODBC コンフィギュレーションファイルを編集することもできます。

ユーザーDSN またはシステムDSN を構成できます。ユーザーデータソースは、ユーザーアカウントに制限されています。システムデータソースは、すべてのユーザーがアクセスできます。

iODBC アドミニストレータでのDSN の設定

Launchpad からiODBC アドミニストレータ64-bit を起動することで、ユーザーDSN を作成できます。

ドライバーによってインストールされたシステムDSN を変更する、またはシステムDSN を作成するには、iODBC アドミニストレータ64-bit を昇格権限で起動します。それには、次のコマンドをターミナルに入力します。

sudo /Applications/iODBC/iODBC\ Administrator64.app/Contents/MacOS/iODBC\ Administrator64
iODBC アドミニストレータ64-bit を起動すると、CData Exchange Source がSystem タブにリストされます。 DSN を選んで[設定]ボタンをクリックし、接続プロパティを名前と値のペアで設定します。

自分でDSN を作成するには、代わりに[User]か[System]タブで[Add]をクリックし、CData ODBC Driver for Exchange オプションを選択します。

利用可能なスキーマ

Exchange への接続に使用できるサービスは2つあります。EWS(Exchange Web Services)およびMicrosoft Graph です。Exchange Web Services は、Exchange OnPremise とOnline の両方で利用できますが、更新プログラムを受信しなくなりました。 Microsoft は、Exchange Online ユーザーに対してMicrosoft Graph への使用の切り替えを推奨しています。 CData のツールでは、どちらも利用可能です。

この2つを切り替えるには、Schema 接続プロパティを使用してEWS またはMSGraph を設定します。Exchange Online でEWS を使用したい場合は、Schema をEWS に設定しPlatform をExchange_Online に設定します。

Exhange OnPremise を使用してExchange に接続

Exchange のOnPremise 版を使用する場合は、UserPassword、およびAuthScheme を設定します。デフォルトでは本製品 はBasic 認証を実行しますが、Windows(NTLM)、Kerberos、および委任認証もサポートされています。

認証値に加えて、Server プロパティを接続するExchange サーバーのアドレスに設定し、Platform をExchange バージョンに設定します。最後に、Schema をEWS に設定します。

Exchange Online を使用してExchange に接続

Exchange Online に接続する場合、認証はOAuth を介して行われます。EWS を介してExchange Online プラットフォームに接続する場合は、&rpAuthScheme プロパティをOAuth に設定します。それ以外の場合、Microsoft Graph を使用してExchange Online に接続する場合は、リソースは別のサービスから取得されるため、Schema をMSGraph に設定する必要があります。Schema がMSGraph に設定されている場合、Platform の値は無視されます。

OAuth 接続の設定については、OAuth 認証の使用 を参照してください。

OAuth の設定

iODBC アドミニストレータ64-bit などの一部のツールでは、OAuth ブラウザフローを完了するために次の接続プロパティを設定する必要があります。これらのツールから認証を行う場合は、DSN に次の接続プロパティを追加してOAuth フローが正しく実行されるようにする必要があります。

KeywordValue
OtherCheckPromptMode=False

iODBC INI ファイルでのDSN の設定

odbc.ini でDSN を設定します。ODBC ドライバーをodbcinst.ini に登録します。

odbc.ini

ODBC データソースを、odbc.ini ファイルのセクションに定義します。ユーザーデータソースにアクセスできるのは、odbc.ini ファイルがホームフォルダに格納されているユーザーアカウントだけです。システムデータソースは、すべてのユーザーがアクセスできます。

PrivilegesPath
User/Users/myuser/Library/ODBC/odbc.ini
System/Library/ODBC/odbc.ini

iODBC のシステム全体の設定を変更するには、権限を上げる必要があります。そのためには、root またはsudo コマンドを使用できます。次に例を示します。

sudo nano /Library/ODBC/odbc.ini

データソースへの接続に必要な接続プロパティに加えて、Driver プロパティでodbcinst.ini ファイルのドライバー定義またはドライバーライブラリへのパスを指定します。

[CData Exchange Source]
Driver = CData ODBC Driver for Exchange
User='myUser@mydomain.onmicrosoft.com'
Password='myPassword'
Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx'
Platform='Exchange_Online'

さらに、ODBC データソースセクション内で、DSN をodbcinst.ini ファイルで定義されたドライバーに設定する必要があります。例えば、ドライバーのインストール時に作成されるDSN のエントリーは次のとおりです。

[ODBC Data Sources]
CData Exchange Source = CData ODBC Driver for Exchange

odbcinst.ini

パスを本製品 ライブラリに変更する場合は、インストールされたドライバー定義を変更する必要があります。

ODBC ドライバーを登録するには、odbcinst.ini ファイルを変更します。iODBC では、ドライバーは一つのユーザーアカウントでのみ、またはシステム全体で利用可能です。

PrivilegesPath
User/Users/myuser/Library/ODBC/odbcinst.ini
System/Library/ODBC/odbcinst.ini

ドライバーは、odbcinst.ini ファイルのセクションに定義されます。セクション名はドライバーの名前を指定します。このセクションでは、Driver プロパティはドライバーライブラリへのパスを指定します。ドライバーライブラリは、インストールディレクトリの[lib]サブフォルダにある.dylib ファイルです。デフォルトでは、/Applications/CData ODBC Driver for Exchange 内に格納されます。

[CData ODBC Driver for Exchange]
Driver = /Applications/CData ODBC Driver for Exchange/lib/libexchangeodbc.dylib

ODBC ドライバーセクションには、ドライバー名が "Installed" に設定されたプロパティも含まれている必要があります。次に例を示します。

[ODBC Drivers]
CData ODBC Driver for Exchange = Installed

接続のテスト

ほとんどのiODBC インストールで利用可能なiODBC デモを使って、Exchange に接続しSQL クエリを実行できます。

iODBC デモ

iODBC デモから接続するには次の手順を実行してください。

  • Launchpad を開き"iODBC" を検索します。
  • ANSI ODBC API のみが使用可能なアプリケーションからExchange に接続する場合は、iODBC Demo Ansi をクリックします。それ以外の場合は、iODBC Demo Unicode をクリックします。
  • [Environment]メニューで[Open Connection]をクリックします。
  • 対応するタブでDSN を選択し、接続をテストします。
これで、SQL メニューで[Execute SQL]をクリックすることで&service; にSQL ステートメントを実行できます。

ドライバーエンコーディングの設定

ODBC ドライバーは、ODBC ドライバーマネージャーで使用するエンコーディングを指定する必要があります。デフォルトでは、Mac 用のCData ODBC ドライバーはiODBC と互換性のあるUTF-32 を使用するように設定されていますが、他のドライバーマネージャーでは代替エンコーディングが必要な場合があります。

また、ANSI ODBC API を使用するアプリケーションからODBC ドライバーを使用している場合は、ANSI コードページを設定する必要があります。例えば、ANSI アプリケーションに日本語の文字をインポートするには、設定ファイル'/Applications/CData ODBC Driver for Exchange/lib/cdata.odbc.exchange.ini' でコードページを指定できます。

[Driver]
AnsiCodePage = 932

ドライバーのアンインストール

ドライバーをアンインストールする最も簡単な方法は、ターミナルを開いて、インストールディレクトリにあるuninstall.sh スクリプトを実行します。次に例を示します。

cd "/Applications/CData ODBC Driver for Exchange"
sudo ./uninstall.sh

Note:このスクリプトはインストールディレクトリから実行される必要があります。

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